民間非営利組織(NPO)の協働に関する意識調査結果(2004/06/25)
- 調査の目的
民間非営利組織(NPO)の活動状況等の実態把握及び「行政と企業との協働」に関するNPO側のニーズを把握し、今後の行政との協働やNPO活動の促進につなげるための基礎資料とする。 - 調査の概要
- (1)基礎調査 (調査時期 H15.6.4~7.10)
県内市町村に対する基礎調査の実施。(県内のNPO数1,689(H11調査1,443)) - (2)アンケート調査(調査時期 H16.1.28~2.14 回答数294 回答率58.8%)
500団体を抽出し、郵送方式によるアンケートを実施。 - (調査項目)
- ①活動状況:活動の概況、組織運営の状況、課題など
- ②協働意識等:行政との連携状況、協働の有無、協働を望む事業 など
- (1)基礎調査 (調査時期 H15.6.4~7.10)
- 石川県におけるNPO活動の現状
- (1)組織等の状況
- ①小規模な団体が多い:会員数50人未満(70%)、年間予算30万円未満(59%)
- ②中高年層が活動の主役:構成員で一番多い年齢層が50代以上の団体(70%)
- (2)情報の受発信
媒体としてインターネットが大幅に増加:入手 29%(H11調査7%)、発信 19%(H11調査4%)、今後利用したい媒体 36%(H11調査23%) - (3)団体の課題
「新規会員の確保」「運営スタッフの不足」「活動の拡大」が上位を占める。 - (4)行政との協働を望む事業
「生涯学習」「自然環境保全」「地域おこし」の割合が高い。 - (5)行政との協働に関して行政に望むこと
財政規模が小さい団体ほど無回答が多く、逆に大きくなるほど「非営利活動組織に対する理解」「情報の公開」「協働する目的の明確化」などほとんどの項目で要望の割合が高い。 - (6)企業からの支援・援助
財政規模が小さい団体ほど「何も受けていない」割合が高く、逆に財政規模が大きくなるほど「活動・事業資金援助」「企業の持っている技術の提供」等の割合が増加。
- (1)組織等の状況
石川県県民文化局県民交流課
〒920-8580 金沢市鞍月1丁目1番地
TEL 076-225-1365 / FAX 076-225-1363